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宝石と数々の伝承
宝石には、数々の伝承があります。
なかでもスリランカの宝石には、数々の伝承があります。
権力の象徴として、王が身につけたという話、またその
輝きが邪悪を退ける、寄せ付けない、と言われ、子どもが
生まれると贈られることもあったようです。
さらに、永遠の輝きを身につけることから、不老不死の
石として長寿を願う人たちがお守りにしたという伝承も
あるのです。
スリランカの宝石は、古来より世界に知れ渡っていました。
紀元前10世紀、ソロモン王は、シバの女王にスリランカ産の
ルビーを贈り、彼女のハートを射止めたと言われています。
また、「アラビアン・ナイト」の物語にも、船乗りのシンド
バッドがスリランカの宝石の産地であるラトゥナプラを訪れ
た話があります。
13世紀には、マルコ・ポーロが中国の帰路に「セイラン島」に
立ち寄ったという記述が「東方見聞録」に見られます。
「東方見聞録」のなかでは、「セイラン島」の宝石の素晴ら
しさをほめたたえています。
その他、イギリスのチャールズ皇太子が、故ダイアナ妃に
贈った婚約指輪のブルーサファイヤは、スリランカ産と言わ
れています。
スリランカの宝石は、アレキサンドライト、キャッツアイ、
サファイヤ、ルビー、ムーンストーンが有名ですが、日本の
水晶と同様、人びとの守りの石として、また権力や富の象徴と
して、今も受け継がれています。





